不正アクセスによる漏えいの注意喚起:今日確かめたい3点
10月16日、警察庁が、不正アクセスによる漏えい等の事案を踏まえた各機関の注意喚起をまとめて公表しました。その一つで国家サイバー統括室は、ウェブシステムの脆弱性の悪用やサプライチェーンを通じた侵害、堅牢さを欠くデータ管理などで、個人情報を含むデータが窃取される事案を複数確認しているとしています。自社で今日確かめたい3点をまとめました。
インターネットに公開しているシステムの更新
国家サイバー統括室は、インターネットに公開されているシステムは特に攻撃の対象となりやすいとし、OS、ミドルウェア、CMS、アプリケーション等のセキュリティパッチやアップデートを速やかに適用するよう求めています。公開しているウェブシステムの一覧を出し、それぞれ更新が当たっているかを確かめます。あわせて、サポートが終了している製品・バージョンがないか、利用していないシステムや機能が動いたままになっていないかも見ます。
多要素認証と、不要なアカウント
対策のポイントには、多要素認証(MFA)を導入すること、管理者アカウントの利用者とアクセス権を必要最小限にすることが挙がっています。外から使えるシステムで多要素認証が有効になっているかを確かめます。退職者、異動者や利用されていないアカウントが残っていれば、速やかに無効化します。
ログと、データの公開設定
国家サイバー統括室は、ログを適切に取得・保管すること、外部からの異常な認証試行を把握することを挙げています。公開しているシステムのログが残っているか、何日分あるかを確かめます。クラウドサービスを使っている場合は、保存領域やデータベース等の公開設定とアクセス権限設定もよく確認するよう求めています。
注意喚起は、ほかにも委託先の管理やデータの暗号化などの対策を挙げています。詳しい内容は、警察庁のまとめのページと各機関の注意喚起で確かめてください。
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